こんにちは!
LOHASリッチライフコンサルタント、キノケイコです。
2023年1月22日はチャイニーズ・ニュー・イヤーです。
1週間〜2週間は、仕事や学校がお休みになったり、イベントがあったりするそうです。
今回は、マレーシアでのチャイニーズ・ニュー・イヤー(中国・春節)について、ご紹介します。
チャイニーズ・ニュー・イヤー(中国・春節)とは?
名前を聞いたことのあるという方は多いと思いますが、旧正月のことです。春節とも呼びます。
あれ、旧正月は2月じゃないの?と思われた方もいるのではないでしょうか?
私もそう思っていました。
実はこれ、毎年日にちが変わるんですね。
ここ10年を見てみると、2月が多いですが今年は一段と早いようです。
ちなみにここ前後数年の暦は、
2018年2月16日
2019年2月5日
2020年1月25日
2021年2月12日
2022年2月1日
2024年2月10日
2025年1月29日
2026年2月17日
と割とバラバラですね。
新年が年によって変わるというのは、日本のお正月やクリスマスに慣れた私たち日本人には不思議な出来事ですが、マレーシアでの他の宗教のお正月(イスラム教のハリラヤ・ヒンドゥ教のディバパリ)においても同じなので、むしろ世界的には当たり前のことなのかもしれません。
今、この旧正月をお祝いする国は、中国、韓国、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどです。国民の祝日にもなっているそうです。
日本でもかつてはお祝いしましたが、西暦が採用されてからその習慣はなくなったようです。沖縄などでは旧正月をお祝いする地域もあるそうです。
クリスマスの後に・・・
クリスマス、お正月(1月1日)を終え、しばらくするとショッピングモールやコンドミニアムに飾られているクリスマスツリーなどのデコレーションがチャイニーズニューイヤー仕様に変わりました。
テーマカラーは赤!
あちらこちらが、赤く染まります。
また、日本と同じく干支があり、今年の干支うさぎのモチーフも飾られていました。
干支も日本と同じ12支。動物もほとんど同じですが、猪は豚のようです。
また赤い提灯が飾られるのも特徴です。
そしてスーパーの果物売り場にも真っ赤な箱が積み上げられます。
中身はみかん。
一個ずつラッピングされていたりして高級そうなみかんです。
こちらも、チャイニーズニューイヤーには食べられるそうで、中国語で「吉」「金」という言葉と「みかん」という言葉の発音が似ていることから、縁起がいい食べ物としてお正月に食べるそうです。
チャイニーズニューイヤー(春節)には何をする?
お正月になった瞬間の0時。
やはり花火があがりました!
花火に続いて爆竹も鳴ります。
爆竹は、マレーシアで普段は禁止されていて、この時期だけ鳴らしていいそう。
爆竹は魔除けの意味があるそうですよ。
花火と爆竹は1日だけでなくその後も続いていますが、それほど長く鳴り響く訳ではなくホッとしました。
また、これも日本と同じ獅子舞もあり、ショッピングモールやホテルなどで披露されるそうです。こちらの獅子舞、日本のものより目がぱっちり!キラキラと派手な成り立ちです笑
家庭でのお祝いは、何をする?
まずは、お正月を迎える前に、家族で家の大掃除をするそうです。そしてお正月の間は掃除をしてはいけないそうです。
お正月には晴れ着を着て、基本的には帰省をして家族、親戚で集まってお祝いするなど、日本のお正月と共通することが多いですね。実際にショッピングモールでは、テーマカラーの赤い服を着ている人や、チャイナドレス、チャイナカラーの服などを着てお出かけしている人を多く見かけました。
お年玉の習慣も同じで、紅包と言って、赤い封筒やポチ袋に入れて目上の人から目下の人、子供などにあげるそうです。額は日本の相場より少ないようですが、たくさんの人にあげるシチュエーションが多いようです。
ちなみに、紅包はお金だけではなく、お正月の贈り物も赤い包みで渡すのが一般的だそうです。
チャイニーズニューイヤー(春節)の食べ物
縁起のいい食べ物として、魚、春巻き、みかん、餃子、麺、お餅などあるそうですが、その中でも中国にはなく、マレーシア、シンガポールだけのおもしろい食べ物があります。
イーサン、またはローヘイと呼ばれるお料理。
これは、サーモンやマグロのお刺身に彩りのいい生野菜の千切り、ピーナッツやワンタンの皮を揚げたものなど、カリカリしたもの、柑橘系の果物などを盛り付けたもの。
そこに、梅やフルーツを使った酸味のあるソースをかけます。
それぞれの食材に、縁起のよい、いわれがあるそうです。
食べ方は?というと、みんなでお皿を囲んで、それぞれお箸でかき混ぜながら、高い位置から落としていきます。その時に、各々がその年の抱負や願いごとを言う。イーサンを落とす位置が高ければ高いほど、願いは叶う、と言われているそうです。
当然、お料理はお皿のまわりまで飛び散りますが、飛び散った方がいい、というなんとも豪快な習慣です。
ちなみに、魚介類のお値段は、チャイニーズニューイヤー前は3倍近くも値上がりするそうですよ。
このイーサンは、レストランでも食べることができますし、スーパーではセットになったものが売られているそうです。
詳しい作り方はわかりませんが、私も作って食べてみました。動画でご覧ください。
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