それをお金で買いますか?

思考

一昨年ベストセラーになった、「これからの『正義』の話をしよう」の著者、マイケル・サンデル教授の新刊が先日出た。

タイトルは「それをお金で買いますか」というモノ。

サブタイトルは「市場主義の限界」。

市場主義とは、売り手と買い手がいて、合意のうえで双方にメリットがあれば、マーケットの需要と供給に任せて経済活動を行うことを言う。

市場主義の限界というのは、これまで多く議論されてきたことだが、この本では「道徳」という観点から、市場経済の盲点を指摘している。

結局のところ市場の問題は、実はわれわれがいかにして共に生きたいかという問題なのだ。

マイケル・サンデル

善、正義、道徳、モラルといった、倫理と経済の関係性ついて語られている。

日本の10代の若者へのアンケートで、人生で最も大事なものを聞いたところ、1位は「お金」だったそうだ。

「お金では買えないものがある。」

というのは、良く言われるが、現代では、ほとんどのものが「お金」と交換可能になっている。

こうした現状を踏まえ、市場主義には警鐘を鳴らす人も多く、これからの時代、主要なテーマとなっていくだろう。

ありがとうございました。

斉藤 拓

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